私が大麻の法律はおかしいと気がついたのは2005年の頃の事。

それ以前は、逮捕後私を心配してくれている方々が私に寄せる思いと同じ事を大麻を使用していた友人に伝えたこともありました。

国が決めた事なんだから間違っているのはあなたの方。

快楽を求めてそんなものに手を出すのは弱い人間。

体を蝕む危険なもの。

だからダメ絶対。

そして私は逮捕時、人権は守られるべきという法の平等下でも平等扱いをしていただけなくワイドショーという場にて祭り上げられた。

ワイドショーは視聴率を稼ぎたいわけですし、真実が表に出ると不都合な人たちからの支援を受け物語を都合よく書き換えるということなどもある。

こんな話をすれば以前は言い訳ばかりでほんと可哀想な人になってしまったわね！やっぱり大麻は危険！

「この人本当、大麻で頭がおかしくなったのね」と完全社会からスポイルされていただろう。

しかし、私たちはウェブという新しい知能、コミニュケーションツールを手に入れた。

これは本当に人類の進化を加速させていると思う。

今のところ何かテーマが上がれば正否や好き嫌いという分断を産んで混沌を産んでいるけれど、新しい道具でイロイロ学習中でもある。

一人一人が情報発信者としての責任を負わされ、時には痛い目に遭いながら情報発信について学んでいるだろう。

ほぼほぼ人は自分に都合のいいことしか言わない、載せない。

ましてやマスメディアといば規模が違う、そしてこれは一企業であるからしてお金をくれる人に有意な報道をするのは当たり前でそれを悪とすることはお門違いなことにも気がついている。

ところが、突然やってきたコロナ騒動は社会の歯車をいきなり狂わせてしまった。問題は問題が起きた当事者のもので他者には痛みは理解できない。

コロナは世界の人が同じ問題を突きつけられその後の対応についてイロイロ見せられている。

政府とは？メデイアとは？システムとは？医療とは？今までと違う世界に突然変わったことに戸惑っていらっしゃると思います。

今までは何かに成功するかしないか⁉︎どれだけ豊かな生活ができるか⁉︎ということが優先順の頭にくることであったかもしれないけれど、今はこの困難の被害者にならないようどう生き残るかということが最も大切なことになってきた、自分の身に降りかかることでなければ人は情熱を向けられない。

そんな折弁護士の亀石倫子さんが立ち上がってくれた。

私が大麻の本を出版したのが2014年、参院選に出たのが2016年。

やっとここまで来たかという感じがしています。

この問題に意見を述べていた先人に比べればなんと短い時間で変化を見ているということだと思います。

戦後書き換えられたこの70年という時間は人間の歴史から見たらほんの一瞬のことであるかもしれない。

しかし個人の人生においてはどれほど苦渋に満ちた時間であっただろう。

もちろんそれは自責、理由はどうあれ法律違反は違反。

そして私の苦しみは私のカルマ。

でもこれだけはわかって欲しい大麻の有効利用は本当皆様にとってクオリティー高い毎日がおくれるという思いが強いということ。

真に理解ができていないとこのことはわからないと思うのでここはしつこく言いませんが、皆さんが妄想する快楽とは別物だということはお伝えしておきましょう。

もし日本がすでに大麻の有効利用を取り入れたとしたら、このコロナの時代に恩恵を受けられた人は少なくないでしょう。

それなのに今この時点で使用罪を導入しようということを考えている人の気持ちがしれません。相当の無知か相当の策士ですね！

科学的根拠については是非こちらのサイトを見て欲しいと思います

2021.01