みんな特別なアーティスト

千葉県で持続可能な暮らしについて学び経験を積んでいた時、辻先生がサティシュさんと我が家を訪問してくださった、その時のことが記された本とDVDが届いた。
2010年に作られた物がDVDブックとして新刊されるという。

あれから8年、私は311により環境難民となり石垣に拠点を置いた、今思えば絵に描いたようなエコライフだったなと思う。
成功や栄華を求めて生きてきた人生から持続可能な、地球に優しい暮らしをするのだと都会を離れ、お米や野菜を作り、味噌作り小麦を作り、天然酵母のパンを作るなど楽しみながら学びをしていた。
私と同じく自然に生きる暮らしについて学びたい、経験したいという仲間を集めイベントもしていた。

オーガニックな暮らしをしたくて始めたことでもあったので311の出来事は私にとっては絶望的な出来事だった。

私はどこの誰の情報ということではなく放射能に危険を感じ、作り途中のその場を離れる決断をした。

大地が汚され、大気が汚染されてしまった事に失望と怒りを抑えきれないでいた。
原発に関しては声を上げることを制された、何の得なにもならないと。
確かにそうだが私は黙って引き下がれ無かった。

あれから8年、既にあの事件のことは忘れ去られようとしている、そして、海洋汚染、気象異常、心配事は増えるが世界のメインストリームは経済市場型ライフスタイルの追求は変わるどころか我々のエゴは進み続ける。
日本はどこに向かっているのか?

文中より
ラテン語で「教育」は「エデゥカーレ」既にあるものを引き出すという意味です。近代教育の学校や大学のほとんどが、生徒をからの容器とみなし、知識を詰め込もうとする。でもそれは教育とは言えない。教育とは詰め込みではなく、引き出すこと。
例えばタネに何かを詰め込む必要はない、タネはすでに木をその中に持っている。

アーティストとは、単に絵画や彫刻や歌の表現者だけを指すのではありません。アーティストとは悲観主義に陥ることなく楽天的にポジティブに想像力をフルに発揮して、人生を、社会を創造する人のこと。生きる歓びを見つけ出す人生のCEOであり、社会変革者でもあるのです。




環境下の多くは自然を保護し、も守ろうとするしかしそれは功利主義的で「浅い」・・・・

ディープエコロジーは教えてくれる。自然は人間が使うためのものでないと。

聖なるエコロジー
生命への感謝自然への敬意
それが献上の心。人間性(humanity)とは自然に対する謙遜(humility)の事なのです。

             「  サティシュの学校 」より引用

どんな方の後ろ姿を見つめて行きてゆくか人生にとってとても大切な事是非皆様の人生が素晴らしいものになりますようにこうした賢者のお話を聞いてみてください。

私も冬の雨季の石垣で読書をしてみようかなと思います。

高樹沙耶 虹の豆 日記

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